利用者の変化や注意点を、次の勤務者へわかりやすく伝えるための記録と申し送りの基本を整理します。 基本の考え方、確認したい観察点、声かけや申し送りのポイントを現場で使いやすい形に整理します。
1申し送りで大切にしたい視点
申し送りは、次にケアを担当する職員が安全に動けるようにするための情報共有です。事実、変化、対応、次に見るポイントを分けて伝えると、抜け漏れを減らしやすくなります。
事実を具体的に書く
利用者も職員も安心できるよう、動作と環境を整えます。
変化を残す
利用者も職員も安心できるよう、動作と環境を整えます。
次の確認点を伝える
利用者も職員も安心できるよう、動作と環境を整えます。
2記録に残す内容
食事量、排泄、睡眠、表情、痛みの訴え、歩行状態など、普段と違う点を中心に記録します。
「少し元気がない」だけで終わらせず、いつ、どの場面で、どのような様子だったかを書きます。
3伝わりやすい書き方
主観だけでなく、観察した事実を短く整理します。
対応した内容と、その後の反応をセットで残すと、次の職員が判断しやすくなります。
4申し送りの例
「昼食は主食7割、副食5割。むせ込みはありませんでした」
「14時頃から右膝の痛みを訴えあり。歩行時は見守りを強めています」
「夕方に不安そうな表情あり。声かけ後は落ち着いて過ごされています」
5よくある失敗と対策
よくある失敗
対策
印象だけで記録してしまう
観察した事実、実施内容、本人の反応を分けて書く
次勤務者が動ける情報になっていない
確認してほしい点、注意点、連絡済み事項を明確にする
個人への評価のような表現になる
支援場面と必要な配慮に置き換えて書く

